事前アンケート実施とは

パワーハラスメントの予防・解決のための取組を行う前に、職場の実態把握を行うために実施する「事前調査」になります。

 

 

<事前アンケート調査>を行う4つのメリット。

 

1)パワーハラスメントの実態の把握につながります。

2)パワーハラスメントを許さないという会社の姿勢を示すことができます。

3)パワーハラスメントの理解を深めることで、抑制力が生まれます。

4)アンケート結果を活用し、働きやすい職場作りに役立てることができます。

 

 

こうした点から、できるだけ多くの従業員の方の率直な回答を得ることが欠かせません。

 

アンケートの準備から活用までの流れ

アンケート実施の大まかな流れは、以下の通りになります。

 

① アンケートの実施方法を決める。

② アンケートの対象者の範囲を定めます。

③ アンケートの質問を決めます。

④ 調査を実施し、回収したアンケートを集計・分析する。

⑤ 結果の公表(従業員へのフィードバック)

⑥ 結果の活用と社内取り組みをする。

 

といった流れになります。

 

実施方法を決めてから分析結果がまとまるまで、1か月半~2か月半程度の期間が必要です。(アンケートの実施期間(回収期間)、集計・分析の複雑さで前後します)

 

アンケートのやり方(自社で実施or外部委託)

具体的には、まず、自社で分析から結果の取りまとめまで一貫して実施するか、又は外部に委託するかを決めます。

 

 (自社実施の場合)

厚生労働省のホームページ内で、「ひな形調査票」のサンプルがダウンロードできます。また「アンケート実施についてのマニュアル」も用意されています。かなり丁寧に詳しく説明されています。自社実施の際には、是非ご活用ください。

 

外部委託による実施(弊社の場合)

アンケートの実施・回収方法について

 

アンケートの回収方法は、以下の2つの方法のどちらかをお選び頂いております。

 

 

①ストレスチェックとの同時回収


弊社のストレスチェックをご利用のお客様で、「パワーハラスメントアンケート」同時実施をご希望の事業所様には、ストレスチェック調査票(職業性ストレス簡易調査票57項目)の裏面にアンケート帳票を印刷いたします。

 

従業員の皆様には、調査票をストレスチェックの回収用封筒にお入れ頂きご提出頂く形を取っております。

 

●同時実施のメリット

①アンケート集計も「ストレスチェック実施者」が同時に行うため、社内集計・分析のご負担が減ります。

 

②ストレスチェックの集団分析と同時に「パワーハラスメント分析」の結果もご提出することができます。

 

③「パワーハラスメントアンケート」は匿名実施が一般的ですが、同時実施の場合には、調査票の内容を実施者が把握し、個人へのフィードバックが可能となります。

もちろん、個人情報や調査票の内容について事業所にお伝えすることはありません。

 

・同時実施のデメリット

①アンケート調査票がストレスチェックとの同時実施になることによって、氏名が「実施者」に把握されます。※事業所等へお伝えすることはありません。

 

②アンケート集計について、費用が発生いたします。

 

③ストレスチェックの実施時期によっては、「パワーハラスメント対策」の実施時期が遅れてしまう可能性があります。

②アンケートの単独実施

実態把握事前調査票(アンケート)のみを単独で実施することも可能です。

アンケート結果の公表

アンケート結果の公表については、相談機関が毎月発行する「ニュースレター」にてご報告いたします。その際には、アンケート結果の内容だけでなく、どのような取り組みを行えばより防止できるかという対策案や万が一そうした出来事が起こった際に、いつでもご相談できる「外部相談窓口の利用方法」についても皆様に周知してまいります。